思春期ニキビの種類

思春期のニキビは、顔のほか、背中などにもできて、顔と同じように体のにきびも悩みどころです。一般的には、20歳位までにできるものを思春期ニキビと言い、それ以降のものは、「吹き出物」あるいは「大人ニキビ」や「アダルトニキビ」と言ったりします。思春期ニキビは、色や症状によって分類することができますが、色の種類では、黒色、白色、赤色の順番で症状が悪いことになります。毛穴の真ん中が黒くなっているのが「黒ニキビ」と言われるニキビの特徴です。思春期ニキビの中でも、この黒ニキビは特に鼻の頭にできやすく、酸化した脂分と毛穴の中に溜まった古い角質が固まって、それに汚れが付いてできます。毛穴は閉じていますが、毛穴の中は膨らんでいて、黄色っぽい白色のニキビが「白ニキビ」です。白ニキビの特徴は、皮膚を押すと、ぷちっと飛び出るもので、黒ニキビよりも悪い状態といえます。「赤ニキビ」という種類の思春期ニキビは、黒ニキビや白ニキビがアクネ菌の影響で悪化し、炎症を起こして赤くただれてしまうもので、炎症ニキビとも言います。化膿ニキビという思春期ニキビは、赤ニキビに適切な治療をしないで、化膿を悪化させてしまったものです。

クリームによる治療法や皮膚科の受診

皮膚科で思春期ニキビの治療をすると、炎症を抑えるクリームや抗生物質などの薬が処方されます。抗生物質を使用すると赤みが消えて炎症が収まりますが、思春期ニキビの元となる原因を解決したわけではないので、また繰り返えす可能性があります。原因そのものから計画的に対策、治療をしてくれる専門医に診てもらうのが良いでしょう。美容外科や皮膚科で行われる思春期のニキビ治療に、ケミカルピーリングがあります。これは、グリコール酸やサリチル酸などを皮膚に塗布して、表面を再生させる治療法です。ケミカルピーリングは、古い角質をはがすもので一時的な効果はありますが、後の対処が必要です。副作用は少ないのがメリットです。アファームという思春期ニキビの治療法もあります。これは、1440nmの波長を使った高密度のレーザー照射による吹き出物治療法で、にきび跡や肌のシワ、キメなどに効果があるといわれています。アファームは痛みがほとんどなく、麻酔も要りません。思春期ニキビが2週間以上消えなかったり、重症だと感じた時は、皮膚科を受診することをを考えてください。思春期のニキビを早く治すには、早い時期に治療を開始することが大事です。

ニキビの対策や治療薬

思春期のニキビ治療薬で一般的に市販されているものには、「医薬品」と「医薬部外品」があります。ニキビの治療を目的として作られた医薬品の中でも、一般用のものは薬局などで販売されています。医薬品は、皮脂を取り除いたり、殺菌や炎症を押さるなどの効果があり、即効性はありませんがニキビは治療できます。医薬部外品には、思春期ニキビ治療に直接効果的なものはないようです。思春期ニキビの薬は、抗生物質が入った「テラコートリル軟膏」などが効果的です。テラコートリル軟膏は薬局などでも市販されていますが、副腎皮質ホルモンが配合されているので、塗り過ぎないように気をつける必要があります。ビタミンBやビタミンCの不足も吹き出物の要因となるので、薬ではありませんが、チョコラBBや熊笹エキスを濃縮したものなども、思春期ニキビに効果的かもしれません。思春期ニキビの対策には、ビタミン補給も大切なのではないかと思います。思春期ニキビを治療することは可能ですが、アクネ菌があったり古い角質で毛穴が詰まっていたりすると、繰り返し思春期ニキビが出てきてしまいますので、原因を根本から絶つことが重要なのです。

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